2021年5月22日
テナント仲介実績事例/特殊メイク・造型〈PIERROT〉加藤 様
今回仲介させていただいたのは、映画やテレビCM等の映像作品で使われる
特殊メイクやマスクの制作を行うアーティストさんのアトリエ。
八王子市出身の加藤さんは、2019年に独立してから自宅で作業をしていたそうですが、
手狭になってしまったためアトリエとして使う物件を探していたそうです。
内見した数はなんと30件! せっかく良さそうな物件を見つけても
仕事が立て込んで、それ以上先に進めずに終わったこともあるそうですが、
今回はテンポよく話が進んで契約へと至りました。
しかし、やっと見つけたアトリエなのに、契約後まもなく世の中は新型コロナウイルスの
渦中に…! 撮影現場の仕事が軒並みキャンセルとなり、見込んでいた収入の見当が
つかなくなり、その想定外の状況にいまだに戸惑っているとおっしゃっていました。
役者さんなど表に立つ人たちばかりでなく、こうした裏で支えるお仕事の方々にも
コロナの影響は色濃く出ていることを、お話を伺いながら痛感しました。
制作中の加藤さん。
加藤さんの耳のピアスにも目が行ってしまいますね。
壁に整然と並ぶ道具たち。丁寧に作品を作り込む加藤さんの、仕事への真摯な姿勢が垣間見えます。
作業所としてご利用の室内は、とにかく効率重視のレイアウトにしたということです。
加藤さんの作品たちがずらりと並ぶ室内。特殊メイクのお仕事だと分かっていても、
初めてアトリエに足を踏み入れた時は、そのリアルさに息を飲みました。
リアルさを出すのは、とにかく「目」なんだそうです。
そう聞いてもう一度作品を見直すと納得がいきます。
グロテスクなマスクなどを無防備に置いて、部屋の換気のために窓を開けっぱなしに
した時にちょうど小学生が通りかかり、びっくりされたこともあるそうです。
同じビルの他のお部屋の方々にも、あらぬ誤解のないよう、引っ越しをした時に
前もって仕事の内容を説明しておいたそうです。個人情報云々もあり、隣の住人の
名前も顔も知らない方が普通だったりしますが、逆にこういう気遣いをされる方も
世の中にはいるんですね。
上記の写真で加藤さんが制作中だった作品 ↑ ↑ ↑
↓ ↓ ↓ 後日、完成した写真をいただきました!
加藤さんのお人柄に触れるエピソードをもう一つ。
アトリエのあるビルの真ん前がバス停になっているのですが、ベンチは設置されて
いません。ある日、おばあちゃんが立って待っているのを見かけ、辛そうだなと
声を掛けて軒先を貸したところ、そのおばあちゃんが毎日のように訪ねてくる
ようになったそうです。作品世界とのギャップがあるだけによけいほっこりする
お話でした。
ご自分がコロナ禍で苦労されているので、これから起業・開店を考えている方への
アドバイスやメッセージとして、「起業のタイミングと資金計画はしっかり!」と
いう重みのある言葉を最後にいただきました。
先のなかなか見えない時代になってしまいましたが、エンターテインメントの灯を
絶やさないためにも、加藤さんのご活躍を応援していきたいと思います。
〈仲介した物件〉宮川ビル 1F (東京都八王子市大和田町)
♦PIERROT〈特殊メイク・造型〉♦
https://www.instagram.com/m.k.pierrot_666/
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